おいしいコーヒーを入れる方法

あなたは、おいしいコーヒーを入れるのは、難しいとことだと思っていませんか。コーヒーの入れ方を習ったこともないし、高価な器具も持っていないからおいしいコーヒーは入れられない。

こんな考えを持っていませんか。

もし、何回やってもおいしいコーヒーが入れられないのであれば、それは、おいしいコーヒーへのアプローチが間違っているからです。

おいしいコーヒーは簡単に入れられる

おいしいコーヒーを入れるためには、高価な器具やテクニックは必要ありません。おいしいコーヒーは、誰でも簡単に入れられます。

有名な湧き水を使っても、高級ミネラルウォーターを使っても、豆の挽き加減を変えてみても、コーヒーの香味の質が向上することはありません。

小手先のテクニックに走るのではなく、おいしいコーヒーを入れるために、出来ることをひとつひとつ積み重ねていきましょう。あなたが求めているおいしいコーヒーは意外と簡単に手に入ります。

おいしいコーヒーを入れるために

おいしいコーヒーを入れるためには、コーヒーのおいしさのために出来ることを積み重ねていくことです。

おいしいコーヒーを入れるというのは、おいしい料理を作るのと同じです。料理の食材にあたる、コーヒーの原材料であるコーヒー豆に着目することが原点となります。

コーヒー豆は、いつ、どこで、どのように作られたのか?

コーヒーは、お湯または水でコーヒー豆からを香味成分を抽出した液体です。ですから、コーヒー豆が元々持っている香味成分がそのままコーヒーの香り、味わい、コクになります。

香りの無いコーヒー豆に一生懸命お湯をかけても、香りのあるコーヒーは入れられません。同様に甘味のないコーヒー豆から甘味のあるコーヒーは入れられません。

したがって、おいしいコーヒーを入れるためには、ひたすらコーヒー豆の品質を追求しなければなりません。コーヒーの香tりや味は、コーヒー豆を手にした時に決まります。

これは、例えば、板前が切った冷凍のマグロより小学生がぶつ切りにした生の本マグロの方がおいしいのと同じです。

原材料の品質の差という見えない壁は、テクニックでは越えられません。コーヒーのおいしさは、香りや味のために出来ることをスタートから積み重ねてきた結果であると考えなければなりません。

原材料の品質という原点からスタートしていない事後対策的なテクニックでのアプローチは、本質を見失い、低品質のコーヒーになりがちです。

テクニックから生豆の品質

2000年以前、これまでのおいしいコーヒーは、コーヒー店向けに流通している生豆の種類が今ほど多くはなく、品質に大きな差はありませんでした。

そのため多くのコーヒー店がロースト方法や入れ方など、テクニックによって香味の違いを生み出してきました。

このため一般的においしいコーヒーは、入れ方などのテクニック(技術)で決まると受け取られがちです。実際、昔のおいしいコーヒーは、そのテクニックが大きな割合を占めていました。

しかし、2000年代前半、ごく一部のコーヒー農園で生産されている高品質の生豆が日本に輸入されるようになりました。

これは、これまでの評価基準には無い香りや味を評価している新しい最上位の品質で、栽培や精製の段階から品質を高めている生豆です。これがコーヒー店向けに流通するようになったことで、生豆の種類は劇的に多くなり、それぞれ取り扱う生豆によって品質に大きな差が出るようになりました。

この生豆の多様化によって、現在のおいしいコーヒーは、その品質が大きな割合を占めるようになりました。

生産履歴のあるコーヒー豆

高品質のコーヒー豆は、コーヒー農園から日本までの様々な情報が明確です。この様々な情報を生産履歴と言います。

  • 産地 : コーヒーの栽培に適した産地か?
  • 標高 : 良質なコーヒーが出来る標高か?
  • 品種 : 香味の優れた品種か?
  • 収穫年度 : 今年度収穫したコーヒーか?
  • 栽培方法 : 品種や産地の気候に合った栽培方法か?
  • 収穫方法 : 完熟した実だけを収穫しているか?
  • 精製方法 : 果肉の処理や乾燥などを適切に行っているか?
  • 日本までの輸送方法 : 定温コンテナで温度管理しているか?

上記のように生産履歴からコーヒー豆について色々なことがわかります。

コーヒー豆は、生産履歴が品質の判断材料になります。もし、コーヒー豆に生産履歴が無い、わからないという場合は、品質管理を徹底していない低品質の生豆が原材料となったと考えられます。生産履歴の無い高品質のコーヒー豆は、ありません。

高品質コーヒー豆を使うことで、良い香り、良い味のコーヒーを入れることが出来ます。

しかし、高品質コーヒー豆というだけでおいしいと感じるコーヒーが入れられるわけではありません。

なぜなら、個人的な嗜好は多様であり、ある人はマイルドを好み、ある人は苦味を好み、ある人は酸味を好むからです。したがって、高品質の豆の中から自分の好みの香りや味わいを持っている豆を選ばなければなりません。

コーヒーの香りや味は、コーヒー豆を手にしたときに決まるものであり、あなたが自分で選んでいるものです。嫌な味のコーヒーを飲まないためにも、コーヒー豆の選び方は重要です。

おいしいコーヒー豆を選ぶ

自分の好きな香りや味を持つおいしいコーヒー豆は、どのように選ぶものなのでしょうか。

一番はじめは、色々なコーヒー豆を試し、答えを見つける以外に方法はありません。ただ、これは闇雲に試しても時間がかかるだけなので、以下の香味が変わるポイントから好みに合う候補を選びます。

収穫年度

ニュークロップであること。

フレッシュな味わいは、ニュークロップの生豆を焙煎したコーヒー豆だけが持っています。ニュークロップとは、新年度産のコーヒー豆です。コーヒーの生豆は、お米が古米や古古米になるのと同じように収穫から時間が経つと香りや味が悪くなります。時間が経った生豆を原材料としたコーヒー豆で入れたコーヒーは、枯れと呼ばれる濡れたワラのような匂いがします。

焙煎からの時間

焙煎から3日以内であること。

香ばしい香りは、焙煎から時間の経っていないコーヒー豆だけが持っています。コーヒー豆(焙煎後)の良い香味成分は、時間とともに消えていきます。

また、常温に置くと油分が酸化・劣化して、嫌なスッパ味(腐敗した酸味)と古い油の匂いが出てきます。ただし、冷凍・冷蔵などで低温にすることでコーヒー豆の鮮度劣化を遅くすることが出来ます。焙煎直後から冷凍で温度管理していることがベストで、この場合は1ヶ月間以内です。

ロースト

コーヒーの香味は、ロースト(焙煎度合い)で酸味と苦味のバランスが変わります。生産国や銘柄に関係なく、浅煎りは苦味が弱く酸味が強いコーヒーになり、深煎りは苦味が強く酸味が弱いコーヒーになります。

  • ミディアムロースト: 酸味のあるコーヒーが入れられます。
  • ハイロースト: 酸味と苦味のバランスが良いコーヒーが入れられます。
  • シティロースト:弱い苦味のあるコーヒーが入れられます。
  • フルシティロースト: 苦味のあるコーヒーが入れられます。
  • フレンチロースト: 強い苦味のあるコーヒーが入れられます。

生産国・地域

生産国で香味の個性や特徴が変わります。

    • 中南米: マイルド系で穏やかな味わい。
    • アジア・オセアニア: コクのあるしっかりとした味わい。
    • アフリカ: 華やかな果実系の味わいです。
※例外として中南米なのにアフリカのような味わいのコーヒーもあります。

基本は、いつ(収穫年度・焙煎日)、どこで(生産国)、どのように(ロースト)作られたコーヒー豆なのかということです。特にコーヒー豆の収穫年度と焙煎日は、十分な確認が必要です。すごく簡単なことですがこれだけで好きな香味のコーヒーに出会う確率が高くなります。 例えば、「香ばしい香りが強くて、酸味と苦味のバランスが良く、マイルドなコーヒー」という場合は、ニュークロップで焙煎から3日以内、ハイローストかシティローストの中南米のコーヒー豆という答えが出ます。

おいしいコーヒーは必ず手に入れられる

おいしいコーヒーを本当に求めている人は、それを必ず手に入れられます。

あなたが求めている香りや味のコーヒーなのか、生産履歴を確かめてから手に取ればよいのです。もし生産履歴が無い、わからないという場合は、生産から販売までの品質管理を徹底していない低品質であると考えるのが理にかなっています。生産履歴の無いものに香りや味が良いものはありません。

おいしいコーヒーを手に入れるの簡単です。きちんと取り組めば、必ず結果はついてきます。

しかし、これには少しだけコーヒーの勉強も必要です。また、理にかなわないおいしく入れるコツなど、様々な誘惑もあります。だから、本気でおいしいコーヒーを望む強い気持ちが必要です。はじめの一歩を踏み出す勇気、そしてそれを継続する根気が必要です。これらを取り組んだ時、あなたはおいしいコーヒーを入れられるようになります。

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